やり方とサポート体制
対話と伴走をベースにした学びの関係
テュモス・ラボでは、特定のカリキュラムを用意せず、全て生徒一人ひとりの「自分」から学びをスタートさせます。
“先生が教える”のではなく、“一緒に考える人がいる”という関係性により、自分だけの学びを作り出し、進めていきます。
そのため、私たちの関わりは次の3つの原則で成り立っています:
◆ 1. 対話を通して、自分だけのテーマを作り出す
- はじめに必ず本人の幸せの3要素「好き(自律性)、得意(有能性)、大事(関係性)」を聞いて引き出します。
- 毎回、学習の目的・手段・ペースを確認・調整します。
- 振り返りや目標設定は単なるモニタリングに留まらず、本人の「なぜそれをするのか?」を再確認します。
◆ 2. 自分で考えて進め、完成させる
- 一方的に“正解”を教えることはしません。
- 毎回何をするかを自分で決めて、それを実行していきます。
- 私たちは生徒が考えを深められるように、問い返し、例示、視点を提示するなどに留め、“自力”を支えます。アドバイスや指導を少なくできる方向へと努力します。
◆ 3. 心理的安全性を確保し、長い目で考える
- 子どもが「自分のままでいていい」と思えることが、すべての土台になります。
- ラボが自分の場所だと感じられるよう、自由な会話と関わりを促します。
- こうした安心感をもつことで、はじめて自分の人生を「長い目」で考える余裕が生まれます。